特にオチのない話(アスランとキラ編)
K 「アスラン、5月18日は何の日か知ってる?」
A 「カガリの誕生日だろう」
K 「・・・しれっと僕がカガリと双子だっていう事実を無視したね」
A 「言っておくがお前には何もやらないぞ」
K 「誰もオーブ製最新コンピューターと高級フランスレストランフルコース券なんて期待してないよ」
A 「当たり前だ。と言うか、むしろそんな期待は捨てろ」
K 「いいじゃないか。今使ってるコンピューターだとハッキングが難しくなってるんだよ」
A 「・・・お前、ハッキングが犯罪だってこと忘れてるだろう」
K 「(無視)それに最近ラクスとデートしてないしさ。
海辺で夕焼けを見ながら歩くって言ってもガキどもが一緒じゃロマンもへったくれもないし」
A 「ならラクスにねだればいいだろう」
K 「嫌だなぁ、アスラン。ラクスが自分からお金出すと思う?」
A 「・・・俺が悪かった」
K 「それにしてもアスラン、よくラクスと婚約なんてしてられたね」
A 「それを現在進行形で付き合っているお前が言ってどうする」
K 「だってさぁ、確かにラクスは可愛いけど、最近通販で妙なクリームやら機械やらを買ってきて何かしてるんだよね。
どうも胸の大きさでカガリに負けたことがショックだったみたいでさ」
A 「ならお前が揉んでやったらどうだ?カガリもあれだけ大きくなったんだし、やってみる価値はあると思うぞ」
K 「今さらっとすごいこと言ったね、君・・・まあいいや。それでパソコンはどうなの?いつ買ってくれるの?」
A 「買わんと言っているだろう!今カガリの誕生日プレゼント作ってるところなんだから邪魔するな!」
K 「え、それカガリのだったの?・・・っていうか、ハロじゃん」
A 「防犯用ハロだ」
K 「・・・」
A 「これから休暇を取ってプラントに行くつもりだから。あった方が安心だろう」
K 「はあ?プラントに何しに?」
A 「イザークに会いにだ。最近恋人ができたらしい」
K 「・・・イザークさんだって恋人の一人や二人できるでしょ。トップエリート+超ハンサムなんだし。何か問題でもあるの?」
A 「大有りだ!俺というものがありながら!!
しかも相手が姫カットの女兵士だとか金髪碧眼のオスカルみたいな男だとかいろいろ噂があるんだ。
黙ってられないだろう!?きっと純情なイザークのことだ。いろんな奴にちょっかい出されて困ってるんだ。そうに違いない!!」
K 「・・・いろいろ突っ込みたいところはあるけど、とりあえず・・・君の恋人はカガリじゃなかったの?」
A 「(無視)とにかく俺はハロを完成させ次第プラントに行く!」
K 「そんな不純な理由なら完成させなくていいよ。三行半突きつけるみたいでカガリがかわいそうだろ」
A 「俺はそんなつもりは毛頭ない」
K 「君の考えることなんてどうでもいいんだよ、アスラン。とにかくハロはやめてよね(にっこり)」
A 「う・・・はい・・・(滝汗)」
拍手公開 2005/06/12
2005/12/04
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