「noname」キャラクター紹介


《ザフト・ミネルバクルー》

 イザーク・ジュール  ジュール隊隊長だったが、ディアッカをはじめとする部下多数がクライン派に寝返ったことで、
 責任を取る形でミネルバの一パイロットとして派遣されてくる。
 アスランとは正反対の尊大不遜な性格で少々強引にミネルバに馴染もうとするが、
 次第にクルーたちとの信頼関係は深いものになっていく。
 レイとシンがフェイスを辞任したことで、正式にミネルバのMS隊隊長となる。
 搭乗機は《アイスファング》

 レイ・ザ・バレル  アル・ダ・フラガのクローンという宿命を背負うミネルバのパイロット。
 アスランが脱走した直後は情緒不安定なシンをコントロールしようと傲慢な態度を取る。
 後にミネルバに配属されたイザークと反発しあうが、次第に彼の性根に惹かれていく。
 素直に表には出さないが、シンとルナマリアには幸せになって欲しいと思っている。
 搭乗機は《レジェンドガンダム》

 シン・アスカ  その手腕を認められ、デュランダルに引き立てられているオーブ出身のパイロット。
 アスランの脱走直後から情緒不安定になり、
 オーブ戦でそのアスランに殺されかけたことでほとんどの感情を閉じ込めるようになってしまう。
 しばらくの間はルナマリアにしか心を開いていなかったが、
 一年の時間をかけて笑顔を取り戻すまでに精神状態が回復しつつある。
 しかしかつてと違ってぼんやりしていることが多く、天然な発言が多い。
 搭乗機は《デスティニー・セカンドプレート》。

 ルナマリア・ホーク  ミネルバに配属されている赤服の女性パイロット。
 妹のメイリンがアスランと共にシンに撃墜されたことで一時はシンと微妙な雰囲気に。
 しかし二人がクライン派に完全に心酔している様を見せつけられ、
 さらにシンの苦しみを理解したことで「どんな時もシンを許せる存在になりたい」と願うようになる。
 現在シンとは恋人同士。彼女自身も明るさを取り戻している。
 搭乗機は《インパルスガンダム》。

 タリア・グラディス  ミネルバの女性艦長。
 戦闘では指揮官に任命されることが多い。
 転属してきたイザークとの関係は良好で、レイのことも気にかけている。

 アーサー・トライン  ミネルバの副艦長。
 せっかちな性格は相変わらずだが、歴戦を潜り抜けて少しずつ肝が据わりつつある。



《プラント》

 ギルバート・デュランダル  プラントの最高評議会議長。
 全ての人の運命を遺伝子情報に委ねる『デスティニープラン』を構想している。
 手段を選ばない非情な人物だが、ラクスとは違いプラントの未来を一番に考えている。

 シグ・バートリー  オリジナルキャラクター。
 デュランダルの側近で、かつてはクルーゼとも面識があった。
 クライン派の断絶を願っているが、全てにおいてデュランダルと意見が一致しているわけではない。
 ジブリールの死が確認された直後、
 デュランダルがデスティニープランを発表することを思いとどまらせた。

 ミーア・キャンベル  デュランダルが用意したラクス・クラインの替え玉。
 デュランダルに不要な存在とされ、月のコペルニクスに軟禁されていた。
 護衛についたシンに興味を持つが、直後にメイリン・ホークからの銃弾から彼をかばって死亡する。

 シホ・H・ジュール  元ジュール隊のエリートパイロット。
 上司だったイザークと恋仲になり、婚約をしていた。
 ジュール隊が解散したのをきっかけに退役、イザークと結婚して娘(リリアナ)を生む。
 黒髪黒眼の和風の美女。

 リリアナ・ジュール  オリジナルキャラクター。
 イザークがミネルバに配属されている間に生まれた娘。
 父と同じ銀髪碧眼。
 イザークがほとんど本国に戻れないため、母のシホと祖母のエザリアに育てられている。



《クライン派》

 ラクス・クライン  総称してクライン派と呼ばれるテロリスト集団の指導者。
 そのカリスマ性と巧みな演説で人の心を捉え、己を正義、デュランダルを悪と見なして戦いを挑む。
 あくまで自分はオーブ軍の一員だと主張し、
 いざという時は責任回避できるようにするなどしたたかな面もある。
 ミシュランに言いくるめられ、連合、オーブに圧力をかけて軍をかき集め、祖国プラントに牙をむく。

 キラ・ヤマト  ラクスの言葉は全てが善であると信じ、人外の能力を振るうパイロット。
 通常の戦闘ではわざとコクピットを避けて攻撃することから、
 無闇に人命を奪わない慈悲深い存在としてカリスマに近い眼で見るクルーも多い。
 しかしラクスを否定するものは決して許さず、
 「プラントにラクスは不必要」とイザークが言い切った時には人が変わったように彼を殺そうとした。
 搭乗機は《ストライクフリーダムガンダム》。

 アスラン・ザラ  ザフトを二度も脱走し、ラクスの理想に未来を託した元ミネルバクルー。
 しかし属している集団が単なるテロリスト集団になりつつあり、
 しかも指導者のラクスがそれに気付こうとしないことに不安を感じている。
 搭乗機は《インフィニットジャスティスガンダム》。

 ディアッカ・エルスマン  イザークの元部下で、ラクスの呼びかけに応じてクライン派に寝返る。
 しかし祖国を裏切ってまで属したクライン派はテロリストに過ぎなかったことにすぐに気付き、
 親友を二度も裏切ってしまったことを後悔している。
 アスラン同様、自分が戻れないところまで来てしまったことを知っており、諦めすら感じている。
 搭乗機は《グフ・イグナイテッド》の改良型。

 ネオ・ロアノーク  連合が作り出したムウ・ラ・フラガのクローン。
 ベルリンでアークエンジェルの捕虜となり、そのままクライン派に居つく。
 フラガとは全くの別人であり、卑怯な性格で女癖も悪い。
 最後はシンとの戦闘で錯乱した挙句、宇宙に散る。
 搭乗機は《アカツキ》。

 メイリン・ホーク  アスランと共にザフトを脱走したミネルバの元クルー。
 アスランをかばった自分の行動を何とか正当化するため、ラクスに心酔するようになる。
 自分を殺そうとしたシンを姉のルナマリアがかばったことに逆上し、誤ってミーアを撃ち殺してしまう。
 この件で精神が瓦解し、自分はアスランの恋人だという夢想に浸るようになった。

 カガリ・ユラ・アスハ  完全中立を謳うオーブ国の首長。
 ラクスたちによって誘拐同然に国から連れ去られ、言いくるめられた挙句、
 クーデターによってセイランから政権を奪取するという、結局は暴力に依存している無能な少女。
 ラクスに命じられるがまま宇宙に軍を派遣し、援助をないがしろにされた国民の反感をかっている。

 テレーズ・ミシュラン  オリジナルキャラクター。
 『ホワイトリリー』を名乗る集団の女性代表。
 その実体はブルーコスモスと同じロゴスと見なされている戦争支援団。
 クライン派に資金援助を申し出、ラクスの信頼を得る。
 またその裏ではプラントにも近づこうとするなど宿り木を次々に変える卑劣な人物。

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